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comm.HadamardCode System object

パッケージ: comm

アダマール符号の生成

説明

HadamardCode オブジェクトは、その行がコードの直交集合を構成するアダマール行列からアダマール符号を生成します。直交符号は、受信側と送信側とを完全に同期させる通信システムでの拡散に利用可能です。これらのシステムでは、コードが完全に無相関であるため、逆拡散を行うのが理想的です。

アダマール符号を生成するには、以下の手順に従います。

  1. アダマール符号オブジェクトを定義および設定します。「構築」を参照してください。

  2. step を呼び出して、comm.HadamardCode のプロパティに従い、アダマールを生成します。step の動作は、ツールボックスの各オブジェクト固有のものです。

構築

H = comm.HadamardCode はアダマール符号発生器 System object™ H を作成します。このオブジェクトは、一連の直交符号からアダマール符号を生成します。

H = comm.HadamardCode(Name,Value) は、指定された各プロパティを指定値に設定して、アダマール符号ジェネレーター オブジェクト H を作成します。(Name1,Value1,...,NameN,ValueN) のように、追加の名前/値の組み合わせ引数を任意の順番で指定できます。

プロパティ

Length

生成されるコードの長さ

生成されるコードの長さを、2 のべき乗である数値の整数スカラー値で指定します。既定の設定は 64 です。

Index

アダマール行列の行インデックス

アダマール行列の行インデックスを、範囲 [0, 1, ... , N-1] にある数値の整数スカラー値で指定します。ここで N は、Length プロパティの値です。既定の設定は 60 です。P(N) で表される N×N アダマール行列は、次のように再帰的に定義されます。P(1) = [1] P(2N) = [P(N) P(N); P(N) –P(N)] NxN アダマール行列には、P(N)×P(N)' = N×eye(N) のプロパティがあります。step メソッドは、このプロパティに指定されたアダマール行列の行からコード サンプルを出力します。

このプロパティを整数 k に設定した場合、k = 0、1、... , N–1 に対する出力コードは正確に k 個のゼロクロッシングをもちます。 , N–1.

SamplesPerFrame

フレームごとの出力サンプル数

step メソッドが出力するアダマール符号サンプルの数を、数値の正の整数スカラー値で指定します。既定の設定は 1 です。

このプロパティを M の値に設定した場合、step メソッドは長さが N のアダマール符号の M サンプルを出力します。ここで N は、Length プロパティに指定したコードの長さと同じです。

OutputDataType

出力のデータ型

出力データ型を double または int8 のいずれかとして指定します。既定の設定は double です。

メソッド

clone同じプロパティ値の アダマール符号ジェネレーター オブジェクトを作成する
getNumInputsstep メソッドへの予想される入力数
getNumOutputsstep メソッドからの出力数
isLocked入力属性と調整不可能なプロパティのロック状態
releaseプロパティ値と入力特性の変更を許可する
resetアダマール符号ジェネレーター オブジェクトの状態のリセット
stepアダマール符号の生成

長さが 64 のアダマール符号シーケンスの 10 サンプルを生成します。

    hHCode = comm.HadamardCode('SamplesPerFrame', 10);
    seq = step(hHCode)

アルゴリズム

このオブジェクトは、Hadamard Code Generator ブロックのリファレンス ページで説明されているアルゴリズム、入力、および出力を実装しています。オブジェクト プロパティはブロック パラメーターに対応しますが、以下の場合を除きます。

  • このオブジェクトには、フレーム ベースの出力を選択するプロパティはありません。

  • このオブジェクトには、[Sample time] パラメーターに対応するプロパティはありません。

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