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plot

(非推奨) CCDF 曲線の 2 次元ライン プロット

comm.CCDF は推奨されません。代わりに powermeter を使用してください。コードの更新の詳細については、バージョン履歴を参照してください。

説明

lines = plot(ccdf) は、ccdf で指定された対象の信号の相補累積分布関数 (CCDF) 曲線に対応する 2 次元ライン プロットを作成します。曲線の数は、信号のチャネル数と同じです。この関数は、プロットに対応するチャートの line オブジェクトの列ベクトルを返します。

関数 plot を呼び出す前に、対象の信号に対して ccdf System object™ を呼び出し、信号の CCDF 曲線を取得する必要があります。

lines = plot(ccdf,Name,Value) は、名前と値からなる 1 つ以上の引数を使用してオプションを指定します。名前と値からなる引数の詳細な一覧については、Line のプロパティを参照してください。たとえば、plot(ccdf,'LineWidth',2) は各曲線のライン幅が 2 ポイントになるようにプロットを作成します。

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16-QAM および QPSK で変調された信号を生成します。

qamTxSig = qammod(randi([0 15],20e3,1),16,'UnitAveragePower',true);
qpskTxSig = pskmod(randi([0 3],20e3,1),4,pi/4);

AWGN チャネルを通して信号を渡します。

qamRxSig = awgn(qamTxSig,15);
qpskRxSig = awgn(qpskTxSig,15);

CCDF 測定オブジェクトを作成し、平均電力の測定値とピーク電力の測定値を出力できるようにします。

ccdf = comm.CCDF( ...
    'AveragePowerOutputPort',true, ...
    'PeakPowerOutputPort',true);

2 つの波形の CCDF 測定値を取得します。

[ccdfy,ccdfx,avg,peak] = ccdf([qamRxSig qpskRxSig]);

両方の信号の CCDF 曲線をプロットします。

plot(ccdf)
legend('16-QAM','QPSK')

入力引数

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CCDF 測定値。comm.CCDF System object として指定します。このオブジェクトには CCDF 曲線が含まれていなければなりません。CCDF 曲線を取得するには、対象の入力信号に対してこのオブジェクトを呼び出します。

出力引数

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プロットされた CCDF 曲線。Line オブジェクトの列ベクトルとして返されます。このベクトルの長さは、入力 ccdf で指定された CCDF 曲線の数と等しくなります。これらの Line オブジェクトは、プロットされた 2 次元 CCDF 曲線のそれぞれを一意に識別します。これらのオブジェクトを使用して、プロットされた曲線のプロパティのクエリと変更を行うことができます。オブジェクトのプロパティの詳細な一覧については、Line のプロパティを参照してください。

バージョン履歴

R2012a で導入

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R2023a: 削除予定

comm.CCDF System object は警告なしで実行されますが、コード アナライザーでは com.CCDF が将来のリリースで削除されることが示されています。代わりに powermeter を使用してください。

参考

オブジェクト