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comm.AlgebraicInterleaver System object

パッケージ: comm

代数的に求めた置換ベクトルを使用して入力シンボルをインターリーブ

説明

AlgebraicInterleaver オブジェクトは、代数的に導かれた置換により入力ベクトルの要素を再配列します。

代数的に求めた置換ベクトルを使用した入力シンボルのインターリーブするには、以下の手順に従います。

  1. 代数インターリーバー オブジェクトを定義および設定します。「構築」を参照してください。

  2. step を呼び出して、comm.AlgebraicInterleaver のプロパティに従い、入力シンボルをインターリーブします。step の動作は、ツールボックスの各オブジェクト固有のものです。

構築

H = comm.AlgebraicInterleaver は、入力信号のシンボルを置換する、インターリーバー System object™ H を作成します。この置換は、代数的に導かれた置換ベクトルに基づいています。

H = comm.AlgebraicInterleaver(Name,Value) は、指定の各プロパティが指定の値に設定された代数インターリーバー オブジェクト H を作成します。(Name1,Value1,...,NameN,ValueN) のように、追加の名前/値の組み合わせ引数を任意の順番で指定できます。

プロパティ

Method

置換ベクトルを生成するための代数的手法

置換ベクトルを生成するための代数的手法

代数的手法を Takeshita-Costello または Welch-Costas のいずれかとして指定します。既定の設定は Takeshita-Costello です。代数インターリーバーは、すべての計算をモジュロ N で実行します。ここで、N は Length プロパティで設定する長さです。

Welch-Costas 法の場合、(N+1) の値は素数でなければなりません。ここで、N は Length プロパティで指定する値です。PrimitiveElement プロパティは、1 から N までの整数 A に設定しなければなりません。この整数は、有限体 GF(N+1) の原始元を表します。

Takeshita-Costello 法の場合、任意の整数 m に対して、Length プロパティを 2m に等しい値に設定しなければなりません。また、MultiplicativeFactor プロパティを Length プロパティの値よりも小さな奇数の整数に設定しなければなりません。さらに、CyclicShift プロパティを Length プロパティの値よりも小さな非負の整数に 設定しなければなりません。Takeshita-Costello インターリーバー法では、Length プロパティで指定される長さ N の循環ベクトルを使用します。循環ベクトル計算は、1 から N までの任意の整数 n に対して等式 mod(k×(n1)×n2N)+1 を使用します。オブジェクトは、関係 P(c(n)) = c(n+1) を使用して中間の置換関数を作成します。中間の置換ベクトルの要素は、CyclicShift プロパティで指定された量だけ左にシフトできます。それによって、インターリーバーの実際の置換ベクトルが生成されます。

Length

入力ベクトルの要素数

入力の要素数を正の整数スカラーとして指定します。Method プロパティを Welch-Costas に設定する場合は、Length+1 の値は素数でなければなりません。Method プロパティを Takeshita-Costello に設定する場合は、Length プロパティの値は 2 のべき乗でなければなりません。既定の設定は 256 です。

MultiplicativeFactor

循環ベクトル計算法

オブジェクトがインターリーバーの循環ベクトルの計算に使用する係数を、正の整数、スカラーで指定します。このプロパティは、Method プロパティを Takeshita-Costello に設定した場合に適用されます。既定の設定は 13です。

CyclicShift

巡回シフトの量

オブジェクトが最終置換ベクトルを、非負の整数スカラーで作成するときに、オブジェクトがインデックスをシフトする量を指定します。このプロパティは、Method プロパティを Takeshita-Costello に設定した場合に適用されます。既定の設定は 0 です。

PrimitiveElement

Primitive element

有限体 GF(N+1) 中の順序 N の要素として原始元を指定します。N は Length プロパティに指定する値です。PrimitiveElement プロパティの値の整数乗として GF(N+1) の非ゼロの各要素を表現できます。Welch-Costas インターリーバーでは、置換は整数 k を mod(Ak,N+1)-1 にマップします。ここで、A は PrimitiveElement プロパティの値を表します。このプロパティは、Method プロパティを Welch-Costas に設定した場合に適用されます。既定の設定は 6 です。

メソッド

clone同じプロパティ値で Algebraic Interleaver オブジェクトを作成する
getNumInputsstep メソッドへの予想される入力数
getNumOutputsstep メソッドからの出力数
isLocked入力属性と調整不可能なプロパティのロック状態
releaseプロパティ値と入力特性の変更を許可する
step代数的に求めた置換ベクトルを使用した入力シンボルの並べ替え

すべて展開する

代数インターリーブを使用したデータのインターリーブおよびデインターリーブ

    hInt = comm.AlgebraicInterleaver('Length', 16);
    hDeInt = comm.AlgebraicDeinterleaver('Length', 16);
    data = randi(7, 16, 1);
    intData = step(hInt, data);
    deIntData = step(hDeInt, intData);
    [data, intData, deIntData]
ans =

     6     4     6
     7     7     7
     1     7     1
     7     7     7
     5     7     5
     1     7     1
     2     1     2
     4     6     4
     7     6     7
     7     7     7
     2     2     2
     7     2     7
     7     5     7
     4     4     4
     6     1     6
     1     1     1

アルゴリズム

このオブジェクトは、Algebraic Interleaver ブロックのリファレンス ページで説明されているアルゴリズム、入力、および出力を実装しています。オブジェクト プロパティはブロック パラメーターに対応します。

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